2013年4月29日月曜日

英語教育って

訓練所に来て早20日。もう折り返し地点です。

私の訓練言語は英語なので、ほかの言語にくらべれば、
中高大学の相当の年数、英語教育を受けている分、
相当、高度な訓練を受けるんだろうと想像していました。

が、実際は
1週目(実質2日):自己紹介。
     棚の右上隅に○○があります。上から○段目、左から×段目に△△があります。
2週目:時間の言い方、現在形とその疑問文、過去形のおさらい
3週目:比較級、現在進行形、現在完了形
今週:未来形

もちろん、文法は知ってるのを前提で、
フリートークやディスカッション、プレゼン、作文の宿題なども併せてやってます。

で、わかってきたのは、普通の日常トークや仕事で使うのは
文法的には中学校レベルでほとんどいけるということ。
単語も専門的なテクニカルワード以外は中学校レベルで6割、高校以上で3割、
残りの1割は身振りと辞書活用でいける、ということ。

じゃあ、今までなんでしゃべれなかったんだろう。。。。
大きいのは心理的アレルギーかな。

まず英語でしゃべる機会が日常的にあまりないこと。

学校でも結局授業中だけで終わってて、
それを日常に発展させることがなかったし。

習ったことだけだと、自分の言いたいことは表現できないと
思っていた。

高校の時、ネイティブの先生が地域の数校で1人、って感じで
いらしたときも、英語の先生がトークで来てないのを見て、
自分も無理だと思った。

話しているうちに文法の迷路に迷い込んじゃうと、だれも助けてくれない。
話し終わっても、自分の言ったことがうまく伝わってるか、確認できない。

頑張って英字新聞読もうと思うと、いきなり難しい単語が続出で
結構心が折れるし。

きっと、「あ、これなら行けそう、わかってもらえてる」という感覚を
感じながら徐々に難しい内容に移行していければ、
日本人ももっと英語でしゃべれるようになるんじゃないかなあ。

思ったよりも、中学校でひたすらオウム返しをしまくったり
写経の様に単語や例文を書きまくったのは結構身についているみたい。

よく、「英語でぺらぺらしゃべれる人は頭の中でも英語で考える」、とか言うけど、
端々の単語がわからなくて(思い出せなくて)つっかかってるだけで
もう少し頭の中を整理整頓すれば、実はそんな特殊技能を身につけなくても
しゃべれそうな気がしてきた。


小学生から英語を学ばなくても、やり方を変えたら結構上達しそうな
気がする、今日この頃。

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