2013年12月14日土曜日

仕事のこと その2

またまた、すっかり間が開いてしまいました。
応援いただいている皆様、すみません。

前回、to be continued~としてました
仕事について。

まずは、外来・入院患者に内・外用薬を
交付している薬局の状況をCHECK。

中央倉庫で購入したうちのかなりの
金額を薬局に受け渡しているので、
薬局の使用量の把握が在庫管理の
大きなウェイトを占めることになるのは
日本もコスラエも変わりません。

倉庫への薬品の請求量を見ていると
40床強、人口7000人の地域の病院としては
多すぎる感じがする。
本当にこんなに使ってるのか?

赴任直後に薬局スタッフから話を聞いたり、
薬局の棚の整理具合をちらっと見て、
「結構、在庫管理もできてそう」という
印象を持っていたので、油断していました。。。。

まずは、使用量調査。
WHOにより、処方入力→ラベル発行と共に
薬歴管理ができるシステムが導入されているため、
蓄積されたデータから、1か月の処方量が
データとして取り出せることが分かったので
早速データを取ってもらいました。
アセトアミノフェンや抗生物質などは妥当な
払出量であることがわかりましたが、
ほかの薬は・・・・・・・・

月に処方量が100錠程度なのに、請求は1000錠単位の
ものが結構あります。
倉庫もそのことを知らないため、平気で1000錠ボトル詰め
のものを購入するし、薬局側も欠品を懸念して大目に請求するのも
一因であったりするのですが、
そもそも、薬局スタッフが 棚卸をしていないため、
自分たちが月にどの位その薬を使っているか把握できていません。
また、処方箋で処理されているのは外来患者のみで、
入院はNsの請求通りにボトル・箱渡し
(しかも請求伝票に交付数が記載されていないという、ずさんな状況)。
他にもDrが往診時に薬を持参することもあるらしく、
薬局から出ていく薬の動きの把握は容易ではありません。
時には、在庫が無くなっても請求せず、次の患者が来た時に、
「あっ、薬無い」と倉庫に問い合わせが来ても、
すべての在庫があるとは限りません。
(薬局が請求を忘れるくらいレアな薬は倉庫の在庫もないことが
多いのです )

ということで、毎月棚卸を開始。
最初の月はダンボール3箱、期限切れを排除。
期限もきちんとチェックしていないので、
期限切れを見過ごし調剤されていたり、
まだたくさんあると思ってたら大量に期限切れ、も。

で、また大量に倉庫に請求を出すも、前の四半期で請求の
実績が無いと購入していないため、倉庫にも在庫が無い上、
この大量請求の実績をもとに次の発注を行うため、
薬局の期限切れとほぼ同時期に倉庫も大量期限切れという
負のスパイラル・・・・・

 倉庫のカウンターパートには使用量が少ないものは
100錠単位の小包装品を購入するようアドバイス。
ただ、倉庫の方では薬局の使用量を把握できていないので、
私の薬局棚卸データを共有する方向で動いています。

1か月目の使用量データができたところで、病院長に報告。
「これが大事なんだよ!病院としては買った薬を無駄にしないようにしたいし、
医師として薬を使いたいときに薬が無いということは患者のために無くしたい。」
と熱いメッセージを頂きました。

またまた、やってよかったなあと、一人感動しつつも
まだまだ困難は続くのであります。



2013年11月8日金曜日

仕事のこと その1

久しくブログ更新をさぼっておりました。

体調を一時的に崩したり、JICAの報告書の時期であったり、
いろいろ理由はありますが、コスラエの生活が日常化して、
目新しいことが少なくなったのも一因と思っています。

あまりにもブログに仕事の話が出てこないので、
こいつは一体何しにここまで来たんだ?
とお思いの方もいらっしゃるでしょうか?
(いない?いや、いてほしい。。。)

私の要請内容は、薬・医療資材の管理の指導です。


最初の1か月はひたすらサプライ倉庫(中央倉庫ですが、
病院の敷地の端っこの方にひっそりと建ってます)
の片付け。かっこよく言うと、5Sの最初のSです。


本来ボランティア活動はカウンターパート(CP)と共に
行うものですが、コスラエ病院はスタッフ数も
限られており、今手持ちの仕事も十分に持っている
CPには口が裂けても、その仕事やめてこっちの片付け手伝え、
とは言えず、一人黙々と作業。

最初は、私もアプローチの仕方がわからなかったし、
言葉も足りないし、向こうもこいつ何者だ、の状態だったので
かなり放置プレー気味でしたが、
途中からは、パソコン打ちながら、「大丈夫~?」
「今何やってるの?」「困ってない?」と
声をかけてくれるように。

1か月半後、きれいになった倉庫で、突然
CP:「自分も部下も忙しくて片付けができなかった。
もう一人スタッフがいたら、きれいにできるんだけど」

大変だったけど、やってよかったなあと思いました。
やっぱりきれいな状態は好きなんだ、と実感。
前にも書きましたが、コスラエの人は基本的にきれい好きです。
ただ、要らないものを捨てるのがとても苦手。
ここで一度環境がリセットできたので、これを継続していける
仕組みづくりが、私に課された課題だと思っています。
(後でわかったことですが、3年前までは今2人でやっている
業務をCP一人でやっていたとのこと。大変だったと思います。)

今の業務体制は10数年前にオーストラリアの支援で
在庫管理のフローが出来ていて、それに従っているとのこと。
物資の調達に時間がかかる状況を勘案して1年を3か月ごとに
区切り、前のタームでの使用実績をもとに、3か月後の発注を
かける、というものです。

実績を反映できるのが半年先となること、
部門からの請求=実績となるため、実使用量と請求量に
乖離があること、
薬・材料の期限は数年単位なので、3か月の実績の把握では
不十分など、問題点もありますが、
フロー自体は妥当なものなので
小幅の修正のみでやっていけそうです。

倉庫の業務自体は非常に合理的に構成されていて、
スタッフもおおよそルールに忠実に動いているので
片付けが終わってしまうと、何だかかなりおちついてしまった。。。

しかし、この後、いろいろな試練(?)が待ち受けていたのです。
それは次回のブログで。

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2013年9月8日日曜日

自炊生活

以前、お伝えした通り、コスラエには飲食店はホテルに併設されている3か所しかありません。

なので、基本的には自炊生活。
スーパーには必要な調味料、食材は結構そろってます。
しょうゆはこちらでもベーシックな調味料なので、
徳用サイズも売られています。
その他、ほんだし、みりん風調味料、カレールー、片栗粉、パン粉
などなど。

ローカルな食事を、と思っても、自分で作ると結局日本風。
でも、できるだけ、日本では食べられない、ローカルな食材を
美味しく食べたい!ということで、日夜研究中。

その研究成果(?)を今日はお伝えしたいと思います。

・さしみ
前の投稿のとおりですが、
この辺はまぐろやカツオが捕れるのと、もともと
ローカルもお刺身を食べる習慣があるので、
お刺身ができる鮮度のいいお魚が入ります。















・ココナッツジュース
ココナッツを割ると中にたまっている透明の液体。
南国のビーチサイドでココナッツの実にストローさして
飲んでるやつです。
これがなかなか有用。
みりん代わりに使えます。
先日はこれで、煮物にチャレンジ。(左端の器)















思いっきり和風料理でした。
使い方は簡単。ココナッツジュースはみりん+水として、
煮るのに必要なくらい鍋に入れます。
しょうゆを味を見ながら入れて、
沸いてきたら材料を入れればOK。
(できればだしの素を入れた方がいいけど、
お肉やお魚ならだしが出るし、
野菜もいためてから煮れば、味気ない感じには
ならなさそう)

・ココナッツの実
これはご存知の方も多いですが、
内側の白いところが若いぷるっとした実を
getできたら、是非お試しを。
スプーンで実をこそげて、わさび醤油で
食べれば、いかの刺身感覚!
もっとココナッツ的な主張があるかと思ったら
意外とあっさり。

・パンの実(ブレッドフルーツ)
ゆでると食感はジャガイモそのもの。

この前はカレーに入れたり、
肉じゃが風煮物
(↑ココナッツジュースの写真)にしたり。
コロッケも作りました。
←想像以上に美味。






・ジャム
今のところ、
コスラエみかんのマーマレード、
←パパイヤのジャム
を作ってみました。
やっぱり、完熟果物で作るとおいしい!










・フレッシュジュース
こちらに来てミキサーを買いました。
日々、フレッシュジュースを楽しんでいます。
バナナを凍らせると、美味しいスムージーに
なります。
レシピはその日ある果物を適当に。

研究成果がたまり次第、またレポートいたします。


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2013年9月1日日曜日

荷物の行方~その後

5月下旬、6月上旬に送った船便がやっと到着。

ミクロネシアはアメリカの郵便局USPSを利用しているので、
日本を出た後の追跡はUSPSのHPで見ることができます。
グアムまではきちんと追跡できます。
そのあとは、システム上は迷子郵便のように扱われてしまいました。

6月下旬に日本を出発して、7月中旬にグアム到着。
その後の状況は全く不明。
こちらの郵便局員はいつ船が来るか、
きちんと把握してません。

状態は良好。むしろ、航空便よりいいくらい。
完全に無傷で届きました。
(箱はかなり頑丈なやつを購入して送ってます)

ちなみに、SAL便は10日前後で到着。
飛行機の便が週2便しかないことを考えると、
SALでもAIR MAILでも多分、そんなに変わらないのでは?
ただ、クリスマス前後は多分、人も荷物も
大量に動くので、状況が変わるかもしれません。

9月に帰国する隊員の話だと、
こちらから送るのは結構値が張るみたい。
帰るときの荷物の送り方はまた研究が必要のようです。

これで、ミシンもパン焼き器も来たので、
アフター3と週末の活動が充実しそうです。

そして、今日はアメリカのAMAZONで
DVDを買ってみました。
厳密にはAMAZONマーケットプレイス(個人または業者が
AMAZONのシステムを利用して自分の商品を販売する形態)。
送料は3.99ドル。安い!
まあ、アメリカ国内は無料だったりするので、それから
比べれば高いですが、遠くアメリカから送って4ドル弱なら
まあ、納得の料金です。
この配送状況についても後日ご報告いたします。


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2013年8月24日土曜日

コスラエの人たち

本当は「コスラエ人」とステレオタイプ化するのは
良くないとも思うんですが、
赴任1か月で感じたコスラエの人たちの特徴を。

・きれい好き
 お庭の草刈り、お掃除はかなり頻繁にしていて
 トロピカルフラワーのガーデニングも盛んです。
 家に入るときは外履きを脱ぎます。
 先日、学校の教室も皆靴を脱いで上がっていたので
 驚きました。

・片付けは苦手
 広い島にのびのびと住んでいるので、
 日本の様に狭小空間の有効活用なんて
 おそらく考えたことないと思います。
 結果、要らないものを捨てるとか、
 狭いスペースに整理整頓、とかは
 必要性を感じないようです。

・ジョークが好き
 これはナショナルスタッフさんにも言われたので、
 ミクロネシアの中でも顕著のようです。
 特に男女関係ネタは好きみたい。

・コミュニティ・家族がとっても大事
 毎週日曜日の教会への礼拝は欠かしません。
 日曜日は午前が教会、午後が安息日ですが、
 安息日の意味合いは宗教的要素よりも
 地域の掟、的な意味合いが強いようです。
 なので、家族や地域の行事があると
 仕事を早退したり、お休みしたりもよくあります。
 また、自分たちで作ったルールは
 かなり守っています。
 犯罪が少ないのも、地域コミュニティが
 しっかり機能しているからこそです。

・施錠管理
 犯罪が少ないので、適当になりそうな
 施錠管理ですが、かなり厳格です。
 病院でも薬局はオートロック、
 サプライ倉庫は担当者しか鍵を持っていません。
 PCルームも毎日夜施錠、朝開錠です。
 ただ、皆、なかなか定刻に出勤しないので
 鍵を持っている人が来るまで、待つしかありません。

・几帳面
 お店や倉庫の陳列の整列具合は日本とほぼ同等。
 でも、これは人によるかも知れません。
 冷房が効いているところはドアの開けっ放しは
 ほとんどありません。

・うわさ好き?
 好きというより、コミュニティや親戚づきあいが広いので
 結果としてあっという間にうわさが広まってしまうみたい。

・礼儀正しい
 人の前を横切るときは身をかがめて通ります。
 知ってる人に会ったら、必ず挨拶。(というか、車止めておしゃべり)
 知らない人でも目があったらニコッと。
 人によっては大きく手を振ってくれます。

 

私の「南の国の人たち」イメージを良い意味で裏切ってくれてます。
まだまだ、序の口。
これから、もっと人間ウォッチングしていきたいと思います。


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2013年8月22日木曜日

通信環境

今や、ここコスラエでもインターネットで中古車を日本から直接買う時代です。

ミクロネシアの通信はFSMテレコムという会社が行っています。
テレコムの業務範囲は広く、
固定電話、携帯電話、インターネット、ケーブルテレビを取り仕切っています。

固定電話は州内は定額料金(基本料金のみで話せる)、州外、海外は付加料金。

携帯電話はプリペイド式。通話(国内・海外)、SMS、GPRSができます。
SIMフリーのGSM受信可能な携帯であれば使えます。
私の台湾で購入したスマホでも通話・通信可能でした。

GPRSはあまり知られていないサービスですが、
インターネットができる携帯であれば、通信ができるサービスです。
めちゃめちゃ遅いですが、スマホでgmailを読み込むくらいなら何とかOK。
 facebookはちょっと厳しかったです。
申し込みはテレコムに行って、GPRSを申し込みたいというと、
IT係のお兄さんが出てきて、一筆申込書を書けば端末にAPSとか入力してくれます。
日本のdocomoの携帯も国際ローミング可能ですが、
こちらの携帯がアンテナ3本立っていても、docomoは1本とちょっと実用はきびしそう。

面白いサービスとしてはFSMテレコムのHPに登録(登録無料)すると、
PCから、ミクロネシアの携帯宛にSMSが無料で送れちゃいます!!
ただし、送れるのは英数字半角記号だけなので、ご注意を。
着信も無料なので、もし、お知り合いがこちらにいるなら、ぜひ試してみてください。

インターネットはプリペイド式有料wifiがホテルや公共施設内などで利用できます。
1MB=8¢らしいです。
うちはテレコムから近いからか、家からでもこのwifiが拾えてました。
スカイプも声だけなら、1ドル10分以上は話せてました。

一応、ADSLもあります。仕組みはADSLですが、スピードは昔のISDNくらいです。
スピードテストをすると上りも下りも50kbpsくらい。早いと下りは100kbps。
スカイプは声だとまあまあOK、
映像はぼんやりした人影が見えるくらいの時と、割とクリアに見えるときがあります。
日本で契約してきたフュージョンのスマートIPフォンはADSLでも
残念ながら、向こうの声はクリアに聞こえるのですが、
こちらの声がうまく届かないようです。
申し込みは月単位。7月に申し込むと翌月初旬に工事に来てくれます。
この後が??なのですが、この工事は仮登録みたいなもので、
平日の深夜1時になると、回線が切断されます。翌朝はテレコムの人が
朝8時に出勤して作業をするまで使えません。
なので、土日は使用できず。。。これを本登録にするためには
月1回ポンペイの人が来て作業をしないとだめらしく、
私の場合は8月中旬くらいから切断なく使えるようになりました。

TVは全部で24局。コスラエは日本語の放送はありません。英語の NHKworldです。
ポンペイは日本語のNHKが見れます!
その他、CNN、マカオの洋画チャンネル(字幕は中国語)、韓国の英語放送、
中国のMTVもどき(台湾の曲も結構流れます!!)、
シンガポールのニュースチャンネル、アニメ(主にアメリカもの)、
ローカルのイベント録画映像(古いものから新しいものまでいろいろ)、
スポーツチャンネル(アメリカ?)などなど。
個人的には台湾popsが聞けて、シンガポールのニュースチャンネルが
週1回日本の旅番組と台湾の観光番組をやってくれるので、
それなりに楽しめてます。
NHKワールドのニュースも外国人に伝えたい情報が優先されるので、
視点が違っててある意味おもしろい。

無いなら無いなりに、結構楽しめるもんです。


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2013年8月20日火曜日

食生活

SVはアパートを借りて住むので、自炊生活です。
特にここ、コスラエは外食できるところはホテルのレストランのみ。
食堂はありません。
近所の商店でお昼になると、簡単なおべんとうが売られている程度。

また、物資はコンテナ船でやってくるので、コンテナの中身次第で
島中の商品の流通が偏ります。
今は卵、輸入野菜(玉ねぎ・じゃがいも・人参)が
店頭からほとんど消えています。

島の方たちは自分たちが必要な分だけ野菜を育てたり、
魚を取ったり、自生のバナナやブレッドフルーツなどがあるので
あまり食べるものに困らない様子。
つまりは、スーパーには路地野菜や果物、魚は並びません。
自分たちの分より多く収穫できたものを
ローカルショップ(自分の家の前に小屋を建ててます)で
販売。

ローカルショップ












我々ボランティアはすべてを購入して生活しなければならないため、
結構大変です。
スーパーで輸入品を、ローカルショップで野菜や果物をget。
ローカルショップの店頭にはその時あるものだけが並んでいます。
しかも日曜日はほとんどのお店が宗教上の理由で閉まっているため、
思い付きで生活するのはなかなか難しい。

それでも、トロピカルフルーツは種類は限られますが、
いろいろな果物が手に入るので、こまめに通って、生ジュース作りに
はまっています。

お魚も、刺身を食べる習慣があり、マグロやカツオが手に入ることもあるので、
ボランティアで一緒に1匹買ってきてお刺身パーティーなんかもできます。
(ただし、自分たちでマグロ解体ショーをしないといけませんが)
小型マグロ1匹1000円
野菜はローカルに対抗して(?)いろいろ栽培中。
早く大きくなって、自分の作った野菜が食べられますように。




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2013年8月5日月曜日

居住環境:8/20写真追加しました

仕事の話が続いたので、今日は日常生活について。

住んでいる家は2ベッドルーム。

ここコスラエではかなり優良物件ですが、
一般的日本人感覚だと、むむ?というところも
結構あります。

一般的な設備は、

シャワーは簡易温水機でホットシャワー。
キッチンは電気式。大きなオーブンが付いています。
鶏の丸焼きも余裕でできます。
水道は上流の川から引いているらしく、大雨が降ると
思いっきり濁りますが、水道代は無料なので、あまり
ぜいたくは言えません。
飲料水は別に貯めてある雨水タンクを使っていて、
うちのアパートのは結構しっかりした濾過フィルターが付いているので、
汲みに行く手間がかかりますが、無料で飲料水も手に入ります。
一応、沸かして飲んでます。
トイレは洋式水洗。トイレの下水は簡易浄化槽みたいなのが
あるらしいです。

窓には一応金網がついていますが、これ多分、普通の
男性なら、結構簡単に外せてしまう程度のものです。
これでも何とかやっていけるのは、ここの治安の良さのおかげです。

備え付け備品は、冷蔵庫、扇風機、ダイニングテーブル、
洗濯機(二槽式)、電話機、ソファセット
ベッド(主寝室ダブル、サブのはシングル)、
洋服用の棚(かなりDIYっぽい)、TV、コーヒーメーカー、
歴代の住人が残していったキッチングッズ
など。とりあえず、入居当日から生活はできる環境です。
(電子レンジを大家さんにリクエストしましたが、却下されました。)

大家さんは結構離れたところに住んでいるので、
あまり交流はありませんが、家にトラブルがあると、
割とスピーディに対応してくれます。でも、実際に工事を
してくれる職人さんが少ないのと、部品の入手に時間が
かかるので、なかなか直りません。
何かが壊れると、かなり心が折れます。

今日も朝まで元気だった冷蔵庫がお昼に帰ってきたら止まっていて
大家さんに電話したり、冷凍食品を近所であずかってもらったりと
大騒ぎして、夕方家に帰ってきたら、ちゃんと動いてる!
大家さん曰く、冷凍庫の奥のファンをふさいでしまうと
冷蔵庫は機能停止してしまうらしいです。。。

湿気が多いので、常に風通しを良くしておかないと
すぐカビ臭がしてきます。
(しかも家の基礎が低すぎる!地面から
数センチしか上がってないと思います。
地面に直接コンクリートを流し込んで床面作ってるみたいです)

それと虫たちとの戦い。入居時にバルサン炊いたので
大きな虫にはまだ遭遇していませんが、ちょっと油断していると
蟻が黒だかりを作っていたり、小さい虫が飛んでたり、
木製品から木くずがぽろぽろ落ちてきたり。。。。
家の周りは緑が豊富で心癒されますが、その反面
ちょっと歩くとすぐ虫に刺されます。

今年はオンシツコナジラミが大量発生しています。
日本では温室だけですが、ここは島全体が温室みたいな
気候なので、あまりにも広範囲すぎてなすすべなし。
それでも、今日おでかけしたら、バナナの葉っぱに
ココナツオイルを塗って、ハエ取り紙の様に
コナジラミをとっている方に会いました。
いいディアだと思いましたが、
もはやバナナの葉っぱ3枚でどうにかできる量ではありません。

まあ、気になるところを挙げだしたらきりがないのですが
とりあえず、無事に生活できています。
せっかくの大型オーブンを生かすべく、日々精進してまいります。





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2013年7月30日火曜日

ドネーションって:8/20写真追加しました。

派遣先の病院はかなりいろいろなものをドネーションで
もらっています。その是非については議論の余地もありますが
今日は寄付する側のことについてちょっと考えました。

倉庫で、パンパンのダンボールを開けると、ほとんどが
ドネーションの布類。
シーツ、カーテン、ベッドパッド、バスローブ、スリッパ、ぬいぐるみ。。。。
これらをこちらに送ってくれた方々は、どんなことを思いながら
選別、箱詰めをしてくれたのでしょう。
どんな人たちが受け取ると思いながら作業したのでしょう。
シーツを買うお金もない、貧乏なかわいそうな人たちのために、
自分の使わなくなったものを送ろう!
多分、私も日本にいたら、そう思いながら、かかわったかもしれません。
でも、こちらに来て思うのは、みんな貧乏なわけでは無いんです。
お金が無くても生活していける、ある意味豊かな地域です。
(病院としての財源は限られていますが・・・・)
そして、皆、いわゆる先進国と同様、人として尊厳を持って生きています。

ドネーションの箱をあけるとほぼ毎回がっかりします。
シーツも一応、洗濯はしてあるのだと思いたいのですが、
たたみ方もまるで使用後、ひどいものはもちゃもちゃのまま
特大ビニール袋に押し込まれているものもあります。
カーテンも普通のおうちにかけるのにはいいと思いますが、
いわゆる病院に使うものではないようなものがもちゃもちゃと入っていたり、
ホテルの使い古しの裂けているようなタオル生地のシーツとか。
また、新品や丁寧な心のこもっているのが伝わってくるものもあります。
でも、ミスマッチがとても多い気がします。
多分、送る側のほうが受け取る人たち(病院)を
ステレオタイプで見ているんだろうなあ。












医療資材も同じです。医療資材はディスポのものが多いので、
さすがに使い古しは無いですが、
半端ものオンパレードみたいな点滴セットとか。
小規模病院では使いきれないほどの大量の資材とか。

で、結局、使われずに倉庫で眠って、使えない状態に傷んで
送った側の思いは全く届かないまま捨てられてしまう。。。。
送った側の思いが届かないから、
受け取った側もその気持ちを実感できず、大事にしない。
受け取った物を使わないから、別のものをくれるならまたほしいと言ってしまう。

受け取った側がhappyな気持ちになれる送(贈)り方って、
なんかこういうのとは違うような気がします。

これも、この2年の課題のような気がします。

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2013年7月26日金曜日

病院での仕事

今さらですが、今回の要請内容は病院の医薬品・医療資材管理です。

先週の木曜日から出勤し、カウンターパート休暇中、停電など
あり、結局実働は水曜日の午後から。

ここ、コスラエ島はかなり島嶼地域の小規模病院の持つべき
問題を一手に引き受けているような病院です。
日本の流通環境に恵まれた病院が、
どれだけゆとりある状態であるか、日本の製薬会社や
流通卸業が精度の高い仕事をしているか、早数日で
思い知らされました。

職場の担当者(カウンターパートとその部下1名)は
基本的な在庫管理スキルは十分すぎるくらい持っています。
(期限切れの定期確認、実績に基づいた発注、納品時の
検品作業、棚収納時の先入先出)
ここでは、スタッフが少ない分、人の異動がないため、
一度そのポジションについたら、長く続けて業務を
独占的に行うため、引継ぎをする必要が無い、
整理整頓が行き届いていなくても、日常的に使うものは
どこにあるのか熟知できている、というのが
サプライ倉庫の雑然さの一因と思います。
それでも、業務上彼らが困ることはほとんどないのだと思います。


問題なのは
・発注先が隣の首都ポンペイ1社(私立病院のサプライ部門)、
 グアム(医薬品卸?)4社ですが、
 輸送は空輸であり、先日のダンボール8箱(ゆうパック140㎝くらい)で
 送料・税金が160ドル。
 発注から納品まで約2週間。品物が無いと3か月待ちのことも。
・発注頻度を3か月としており、1か所で必要量がまかなえず、
 複数発注先に同一薬品を発注することもあり。
・同じ理由で、前回と別のところに発注することもあり、
 納品される製品のメーカーはその都度異なる。
・しかもそれがアメリカに限らず、
 東南アジア、インドや中東製のこともある。
・どんな期限のものが送られてくるかは発注先の胸先三寸。
 今回納品された抗生剤も
 今年の12月期限のものばかりだったり、(これから3か月使うのに!)
 ひどいものはなんと来月期限のものが混入。
 2社の製品が混在のことも
・納品の数量に間違いが今回は2件(約10%)
・ドネーション物品もある程度リクエストを聞いてもらって
 いるようではあるが、この辺はみんな室内は裸足が基本なのに
 大量のスリッパがあったり(もちろん使う気なし)ミスマッチも。
 グアムのホテルで使わなくなったすり切れたシーツや
 バスローブもありました。
・航空会社がロストバゲッジしてしまって、検品が先延ばしに
 なることもあり。
・荷物が空港についたら、空港まで取りに行かないといけないし、
 税金はその都度自分の足で納税事務所に払いに行かなければならないし、
 州立病院なので購入後の決済のため、
 州政府のファイナンス部門に書類を提出しなければならない。


また、各国の薬や資材が混在しているため、
期限表記があいまいだったり、わかりづらかったり
(シリンジで外装ダンボールのみ記載あり、ダンボールから
小箱をいったん取り出してしまうと、二度と期限が
分からないものもありました(結構有名な海外メーカー)
日本であれば薬局方で定められている薬品名表記
(劇薬は赤文字赤枠、毒薬は黒地白文字など)が
もちろん国によって異なるため、同一製剤であるかどうかの
判別に時間を要することもありました。
(こちらの担当者たちは慣れているためか、お構いなしですが)
また、滅菌資材のはずなのに結構な簡易包装
(外装ビニールにミシン目が付いている)だったり。
日本のメーカーさんたち、自身の製品の優秀さを
もっと世界に知らしめてもよいのではないでしょうか。


こんな状況ではたして期限切れ撲滅が可能なのか、不明ですが
できることから取り掛かろうと思います。
まずはスペースづくりから。




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2013年7月23日火曜日

停電

今日の深夜というか夜明け前から停電でした。
結局復旧したのは夕方の5時くらい。
職場も病院のメイン部分は自家発電で
普段通り稼働していましたが
私のデスクのあるサプライオフィス(というか倉庫)は
普通に停電。窓も無いので真っ暗です。
午前中は本館のPCルームで停電復旧を待っていましたが
ちょっと当分無理っぽくなってきたので
カウンターパートからは、停電が復旧したら戻っておいで
と言われ、電気の無い我が家へ。

ここ、ミクロネシアはアパートのキッチンはほとんどが
電気です。
本当のローカルの家は家によりますが、火を焚いて
かまどのような感じで調理しているところもあるようですが
いわゆるガスコンロはありません。
ということで、電気が止まると本当に家でするのは
掃除と昼寝くらいです。で、両方してました。


今回の停電は島の中でも一部分だけだったようで、
別のSVさんのお宅は何事もなく、お隣のSVさんたちと一緒に
ご飯をごちそうになりに行ってきました。
ザ・男の料理、ということで、美味しいカレーと
手作り玉ねぎ浅漬け、収穫後大事に冷凍されていた
スイートコーンなどを頂いて、満腹で帰宅。

明日こそ、仕事がんばろう。

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2013年7月22日月曜日

週末のことと、今日の職場

コスラエでは日曜日は安息日となっていて、午前中は教会、
午後は家で何もしない、というのをしっかり守っています。
コスラエから出たら、日曜日でも休まなくてもよいらしいので、
宗教的要素よりも、村の掟的な要素が強いかもしれません。

で、昨日はコスラエみかんという、日本統治時代に鹿児島より
導入されたというみかんを使って、マーマレード作りに挑戦!
身に比べて皮の比率が大きいので、身も皮も全部入れると
ちょっと皮の苦味が勝つ感じ。
そして、このみかん完熟でも皮が青いので、加熱すると
青々しさが退色してしまうのも、ちょっとおしい。
もう少し改良の余地がありそうです。


今日は、先週は家の都合で隣島に行っていて会えなかった
当面のカウンターパートと初対面。
このカウンターパートとは医療倉庫で仕事をすることになるので
倉庫の一角にデスクを持っています。
で、朝から私のデスク置場確保のため、荷物を右に左に
よけながらスペースづくり。とりあえず居場所ができました。

いい人なんだけど、結局午後は家の用事で帰ったまま
戻ってきてくれませんでした。。。。
先はまだまだ長そうです。

島嶼地域の抱える問題を本当にたくさん抱えている病院なので
すべての問題を解決することはできないと思いますが、
最終的な目標を一応かかげ、それに向かいつつ
目の前の問題をひとつずつクリアしていきたいと思います。

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2013年7月19日金曜日

コスラエ到着~生活・仕事開始

コスラエに来て、ネット環境不良のため、なかなか
アップできてませんでしたが、今日は奇跡的に
家から公共wifiが拾えました!

7・15
朝、ポンペイ病院を見学した後、チェックアウト後、空港へ。
荷物はなぜか日本から来る時よりheavy。何も買ってないのに~~
空港チェックインは一か八か、重いの承知でトライ。
優しいお姉さんは何も言わず、預かってくれました。ありがとう。

普段、飛行機乗るときは利便性重視で通路側を選ぶこと多いのですが、
初コスラエなので、窓際に座りたい!と思って、ちゃんと
昨日のうちにネットで座席指定してきた甲斐あって、
ほぼ海ばっかりでしたが、約1時間の間、ほとんど外みてました。

コスラエ空港は、超素朴な空港で、途中の乗り降りの激しい
路線にもかかわらず、ロストもなくスムーズに荷物get。

空港でみんなと分かれて、ナショナルスタッフさんと
途中当座の飲物など買うため、最新のスーパーへ。
個人的に感動したのは、台湾製の食品が結構あること!
日本の玉うどんみたいな刀削麺まであって、かなり感動です。
さすがに今日刀削麺買うわけにいかなかったので、とりあえず
台湾製ビスケットと紅茶を購入。

テンションがあがったのもつかの間。
ホテルにチェックイン。今回はJICA定宿が、満員のため、
「リゾートホテル」に泊まることに。
白い砂浜まで30秒。鳴り響く潮騒。完全独立コテッジ、
蚊帳の中のベッド。超ナチュラルライフ。
なのですが、まあ、一人でビジネスで泊まるところではないです。
コテッジも結構老朽化傾向、シャワーも一応温水ですが、
昔の学校のプールのシャワーみたいな感じ。
しかもとても開放的な作りなので、一応ドアに鍵付いてますが
窓は網戸のみ。う~ん。

もちろん、TV無いし、ネットもほぼつながらないので、
今日は早く寝て、シャワーは明日早起きしてします。
あ~。でも波の音がかなり大きい。寝れるかな。
このホテルは夜遅くまで語り合うラブラブカップル向きの
ホテルですね。

明日は8:30ピックアップ。
赴任先の病院や州政府などに向かいます。
明後日はアパートに引っ越し予定です。(まだ見てもいませんが
ほぼ選択の余地なし)


7/16
州政府などを表敬訪問し、勤務先となる病院へ。
皆からひどいところだと、繰り返し言われていたけど、
ぐるっと1周連れて回ってもらった感じでは想像より清潔感はある。
カウンターパートはおっちゃんたちばかり4名らしい!
(普通は一人)。
体格もよく、結構偉い人たちなので、うまくやっていけるか
やや不安。

しゃべってる英語も時々聞き取れなくなるけど、
まあ、日本で日本語でしゃべられても時々聞き取れなくて、
雰囲気で相槌打つことも相当あるから
(おじさんたちとの宴会で身に着けた技!)、
当面は適当に流す&もう一度聞き返すを
うまく組み合わせてやっていくしかないかなあ。

いずれにせよ、小さい病院なので、
話がうまくまとまれば、割と
スムーズに進められそうな予感。
あとは4人のカウンターパートの個性と関係を早くキャッチしよう。

今日予定していた大家さんとの打ち合わせは明日へ延期。
午前中に打ち合わせ&契約(!)。午後は予定通り引っ越し。
病院への初出勤は明後日。
ちなみに勤務時間は月~木は8:00~15;00、金曜は~14;30!
相当アフターファイブもといアフタースリーが充実しそう。


7/19
コスラエ島最初の1週間が終わりました。

引っ越ししてから、ひたすらお隣のSVご夫婦に
お世話になりっぱなし。ほとんどご飯をお隣で
いただいています。(また、奥様が本当に料理上手)
やっと荷物の分別が終わり、今日からご飯を作ろう!
と思っていたら、またもや
お昼も夕飯もお隣のSV奥様の素晴らしく美味しい
手料理をいただき、本当にありがたい限りです。

明日からは本当に自炊に励みます。
こちらは牛肉は完全輸入、豚肉は冠婚葬祭時に生きてるのを
さばくので、それ以外は食べるなら輸入。
鶏はその辺走り回ってますが、基本的に自給自足なので
お店で生の鶏肉は売ってません。
ローカルフルーツ・野菜もしかり。

ちょっとだけローカルのお店(というか小屋)で売ってます。
魚も最近は大物が取れないらしく、魚を売っているところを
見かけません。(自分で食べちゃうのかな?)
というわけで、基本島内の流通経済は成り立っていません。
スーパーは外から入ってきた食材を売っているだけです。
なので、よそ者は食材をgetするのがなかなか難しい。


住まいは2LDK。大家さんがちょっとお金に細かいのが難。
(大家さんの奥様はおおらかでいい人なんだけど)
価格交渉も向こうペースで進める羽目となり、
個人的には納得いかない価格。。。

冷房はメインの寝室だけですが、この部屋が換気不良のため
かなりかび臭い。床のビニールタイルも捲れてきてます。
もう一つの寝室のほうが環境は好いのですが、
さすがに女性一人暮らし、1階で網が入っているとはいえ
エアコンなしで窓を開けて寝るわけにもいかず、
当面はカビ臭を我慢するしかありません。

キッチンも広々としていますが、
棚にはヤモリのフンが落ちていたり、環境としては微妙。
食器は使う前にもう一度さっと洗う、しまうときは
蓋つきの容器に入れて外敵から防御するなど、
工夫が必要です。
入居時には蟻が結構いましたが、
バルサン炊いた後は出てきていないので、一応、
撲滅できたようです。

水も蛇口から出るのはあまりきれいではありません。
大雨が降った後などは相当濁るそうです。
アパートの横に雨水タンクがあり、これは蛇口とタンクの
間に一応それなりのろ過フィルターが付いているので、
沸かせば問題なく飲用可能です。

ここミクロネシアのキッチンのコンロは電気。
一応、アメリカンな感じの大型オーブンが付いています。
シャワーも簡易型加温器が付いていて、とりあえず
ホットシャワーが出ます。ホットが出るのはシャワーのみ。
他のところ(洗面・キッチン)は蛇口は二つ付いていますが
どちらも水のみ。

住めば都、となるように、いろいろ楽しみながら
暮らしていきたいなあと思います。



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2013年7月10日水曜日

現地オリエンテーション終了

首都ポンペイでのオリエンテーションは今日で終了。

・日本大使館、ミクロネシア外務省の表敬訪問
・銀行口座の開設
・現地携帯電話、安全対策グッズ貸与
・生活開始に伴うオリエンテーション各種
・腸チフス予防接種

が主な内容。

銀行口座はなんと手書きの通帳!
見た目はほとんどおこずかい帳です!!
もちろん、銀行の中はコンピュータ化されていますが、
人口も少なく、大きな取引も少ないのと
仕事中でも比較的時間に融通が利くためか
手書き対応でも銀行に大きな行列はできない
ようです(給料日を除く)。

SVは住居決定後一旦立て替え払いなので
必要分を残して預金。
3か月分まとめて交付なので、きちんと管理しないと
あっという間になくなってしまいそうです。

携帯もdocomoの国際ローミングもつながり、
高いですが、中国出張中の旦那さんとSMSもできました。
ミクロネシア国内の携帯ももう少し便利に使えないか
調査中です。


写真は表敬訪問で訪れた政府機関エリアと
 

丘の上の見晴しエリア

中心地から少し外れるととても景色の美しい島です。


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2013年7月6日土曜日

任国到着

やっと現地に到着しました。

今日よりブログ名も
シニアボランティア備忘録から ミクロネシア・コスラエ奮闘記とし、
シニアボランティア備忘録は副題に改めさせていただきました。

今回の荷物は預け荷物2個、手荷物2個(うち1個はコロコロ)なので
預け荷物は航空会社公示重量をちょっとオーバーな状態で
楽天ゴールドカードの無料空港宅配を利用して
事前に送付済み。

出発当日。
UAは手荷物の重量制限が無いので 詰め込み放題に詰め込み(コロコロは18㎏!)、
自宅をほぼいつもの通勤時間に出発し、
伊丹で旦那さんの暖かい見送りを受けていざ、羽田へ。

ところが飛行機は約30分遅れ。
羽田空港から成田行きの京急&京成の空港アクセス特急に乗るも
これを「特急」と呼んでよいのか!という停車っぷりで
1時間半以上 かかって成田到着。
もはや集合時間には間に合ってません。
(ちゃんと担当旅行代理店には連絡しましたよ)

成田では妹の見送りを受け、
カウンターで容赦ない重量制限に パッキングやり直しで、
すごい持ち込み荷物で出国。
妹が一生懸命写真撮ってくれましたが、
多分、相当ヨレヨレになってたと思います。

同じ飛行機になるマーシャルメンバーとともに
成田より経由地グアム(1泊)へ出発。
日本にいる調子でみんなでホテル近くの居酒屋で「とりあえずビール」。
しかし、翌日は現地時間で朝6時pick up。

広々としたステキなホテルだったけど、
満喫することなく 寝ぼけながら撤収。
グアムの出国は全員靴まで脱ぐきびしさですが、何も言われずパス。

ポンペイ空港でマーシャルへ向かうメンバーとお別れし、
荷物も無事受領し、ポンペイ隊員の暖かいお出迎えに 迎えられて、ホテルへ。

一息おいて、JICA事務所にて、週末を過ごすうえで必要な注意事項の
説明を受けて携帯も貸与されました。
携帯はプリペイドで、JICAより、緊急連絡に必要と思われる
最低限の チャージをいただき、それ以上の私的な利用に関しては
自費でチャージと なります。

公共の場所やホテル・レストランなどでは有料wifiが飛んでいるので、
そのプリペイド契約をすれば、さらに快適に使えそうです。
ミクロネシアは携帯の本体も輸入のため、機種はその時手に入るもの、
という感じになってしまうようです。
今回はサムスンのインターネットなども 出来そうな機種ですが、
これがどの位機能するかは、現段階では 全く不明です。

島によって、携帯の市外局番(?)が異なるため、
コスラエだけ simカードは後で交付ということで、本日受領。
ただ、ホテル周辺は電波の状態がよくないので、
まだ、チャージもできていません。

昨晩は先輩JOCVに現地情報を伺いながらお食事。
すごいボリューム&お魚美味しいです!

結構ビールを飲んだ上、2時間の時差に耐えきれず、
シャワーも浴びずに熟睡。
朝のんびり起きて頭を洗っていたら突然断水。
昼には停電もあったようです。 で、現在もまた断水。
ホテルの隣で、何か工事をしているのでその影響でしょうか?

今日もとても良い天気です。
暑さと日差しで偏頭痛&日航過敏症にすでにやられていますが、
のんびりと体調を整えていきたいと思います。
写真はホテルからの風景と今日のランチ(刺身定食)
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