2013年5月24日金曜日

船便

出発まで6週間となりました。

基本的に物が捨てられない人。
家に2年もいろいろなものを死蔵させておくのは
もったいないし、現地で買ってもどうせ同じお金が
かかるなら、送ってしまえ!ということで、
かなりの物資を郵送する予定です。

私のリサーチによると、
任国は自国の郵便システムが無く、
人口も少ないので、荷物はある程度溜まるまで
中継地点に放置されるらしい。
で、国際郵便の第一エリア(アジア等近距離)に
含まれているにもかかわらず、
到着までに相当時間がかかるらしい。

今後の皆さんのためにも人柱となるべく、
とりあえず、船便でレーザープリンタと
パン焼き器を本日無事発送。

これまでにもいくつかの苦難が。
いずれも結構な大きさで、
まずはダンボールを探すところから。
任国はアメリカと同じで、荷物の最大サイズが小さく、
長辺1.05mまで、長辺以外の2辺の周(2辺の和×2)+長辺が2m以下。
(わかりづらいので郵便局のHP参照)
http://www.post.japanpost.jp/int/service/i_parcel.html

普通のダンボールでは強度が足りないので、
2重になってるやつをネットで探すこと1週間。
やっと見つかりました。
「140サイズダブルダンボール(I-2.6W)」
厳密には1㎝位オーバーです(たぶん)。
郵便局でも何度も図り直しされましたが、
最後は妥協(?)していただいた感じです。
(国際小包のサイズチェックはかなり
厳しいので、ご注意を)

もう一つは
「140サイズダブルダンボール(I-M1W)」
こちらは余裕で規格内なので、無事クリア。

空いたスペースを緩衝材で埋めるのは
もったいないので、ポケットティッシュやら
箱なしのボックスティシュやら、生理用品やらで
埋め尽くしパッキング。

外装は以前、妹が旅行先で受け狙いで買ってきて
放置されていた「fragile」のテープをはりまっくて完成。

荒くれ者の港のおっちゃんたちの仕打ちに耐えて
無事任国まで来るんだよ~~と
郵便局で涙の別れ。
2個で8700円也。
一応、国際小包は重さに応じて
保険が自動付帯になります。
これで足りないような高額品の場合は
別途有料で保険を掛けられます。
それから、本は本だけ選り分けて
送りましょう。
これについては後日またまとめたいと思います。





2013年5月17日金曜日

荷造りの準備

帰宅してから、PCとにらめっこの時間がまた伸びています。

派遣準備物品購入のため、情報収集&ネットショッピング中です。

OBの皆さんのお話を伺うと、十中八九、”現地で買えますよ”
といわれるのですが、
基本的に貧乏性、同じお金がかかるなら、今あるものを
2年も寝かしておくのはもったいないと
ついつい思ってしまう性分、
しかも私の任地は国際郵便の区分が
第一エリア(日本から一番近い地域区分)なので
小包の料金もお財布にやさしいので
何でも送ってしまおう!かと。

でも、国際小包はサイズ規制が厳しい(><)
長辺+(他の2辺の合計)×2=2m
たとえば50㎝×40㎝×35㎝。
送りたいプリンタとか、ミシンとか、パン焼き器とか
そのサイズに合うダンボールを探すのが大変。
船便で送りたいので、ダンボールもそこそこの
強度が必要なんだけど、なかなか見つからず。。。。

昨日1日探してやっと見つかりました!
http://item.rakuten.co.jp/auc-lalachyan/dc117002/
おかげでダンボールの規格についても
詳しくなりました。

あとは近所のホームセンターで
虫対策、ネズミ対策グッズを購入。
普段はあまり足を止めないコーナーですが
最近は蚊取りグッズだけでもいろいろあって
選ぶの大変!

ちなみに、飛行機にはバルサンや石油系は
持ち込めないので
購入時は注意が必要です。

2013年5月15日水曜日

夕焼け

昨日、駒ヶ根訓練所より帰宅しました。

帰りの電車で生駒山に沈む
真っ赤な夕日と夕焼けを久しぶりに眺めました。
あ~、帰ってきちゃったんだなあと改めて感じました。

駒ヶ根は二つのアルプスに挟まれているので、
まだ日が高いうちに高い山に太陽が隠れてしまうので、
あまり夕焼けが見えません。


1か月ちょっと、ほとんどの時間を過ごしてきた面々との
関係は思っていたよりずっと大きくて、
退所の時はこの関係性は普遍的で、
まるで、1週間後くらいにでもまた会うしね~
ってくらいの感覚で分かれてきてしまったけど
帰路、一人、また一人と今まで一緒だった方々と
分かれていくにつれ、このステキな皆とまた会う機会は
もうほとんど無くなってしまうんだ、という空虚感に
襲われます。

それとともに、今まで皆からもらった大きなエネルギーを
この先、無くさずに任地まで持っていかないといけないんだ、
という責任感も高まってきました。


今朝はいつもと同じ5:30起床、
6:30テレビのラジオ体操を見ながら
体操。

さて、今日も一日駒ヶ根のみんなに負けないように
元気に頑張ろう!!

2013年5月13日月曜日

薬の話その2

前回に引き続いて渡航時の薬に関する情報サイトの紹介です。

・日本旅行医学会
http://www.jstm.gr.jp/index.html

薬剤証明書発行に関するアドバイス(特に自己注射・向精神薬について)
http://www.jstm.gr.jp/mebio200104.pdf

・お薬検索(市販薬の成分から商品名を検索できます)
http://search.jsm-db.info/main2.php

・添付文書情報メニュー(病院で処方される薬の詳細情報)
http://www.info.pmda.go.jp/psearch/html/menu_tenpu_base.html

・薬のしおり(病院の薬の患者向け説明書が検索できます)
http://search.jsm-db.info/main2.php

・kusurino-shiori(薬のしおりの英語版が検索できます)
http://search.jsm-db.info/main2.php
(日本語版薬のしおりの各薬品のページから
英語版kusurino-shiori各ページへのリンクあり)


薬には商品名と一般名(成分名)があります。

処方されている薬の英語表記については「薬のしおり」が
分かりやすいです。

海外の病院や薬局で何の薬をのんでいるのか提示する場合は
kusurino-shioriを印刷されていくことをお勧めします。

インスリン等、自己注射をされている場合は、
注射が日常で必要なことを証明する英語文書が無いと
出入国・飛行機のチェックインの際、もめることになると思います。

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2013年5月8日水曜日

出かけるときは忘れずに~~薬の話

今日は備忘録らしく海外長期滞在者向けの薬についての情報サイトをいくつかご紹介。


●海外邦人医療基金(ちょっと古いです)
http://www.jomf.or.jp/

途上国における薬剤事情 ~労働福祉事業団 海外薬剤事情調査から~
http://www.jomf.or.jp/report/kaigai/23/0.htm
海外に行く場合に持参したい薬
http://www.jomf.or.jp/report/kaigai/23/1.htm
日本国内で頻用されている処方薬の商品名と成分名対比表
http://www.jomf.or.jp/report/kaigai/23/3.htm

●南米・中米の薬サーチ(スペイン語)
http://www.prvademecum.com/paises.php

●海外勤務者のための医療・衛生情報(リンク切れ多数:ちょっと古いです)

主な風邪薬の成分比較
http://www.forth.go.jp/johac/drugs/flu.html
解熱鎮痛剤
http://www.forth.go.jp/johac/drugs/anti-pyretics.html
胃薬
http://www.forth.go.jp/johac/drugs/gastrointestinal.html
下痢止め
http://www.forth.go.jp/johac/drugs/diarrhea.html
下剤
http://www.forth.go.jp/johac/drugs/laxatives.html
咳止め
http://www.forth.go.jp/johac/drugs/cough.html
消毒薬
http://www.forth.go.jp/johac/drugs/antiseptics.html

●厚生局
海外旅行へ向精神薬を持って行く方へ
http://kouseikyoku.mhlw.go.jp/chugokushikoku/gyomu/gyomu/mayaku_torishimari/kaigai_kouseishinyaku.html

●独)労働者健康福祉機構

海外薬剤情報(市販薬)
http://www.rofuku.go.jp/sangyouhoken/johoteikyo/kaigaikinmu/tabid/143/Default.aspx
(南アフリカ・ケニア,メキシコ・パナマ・米国 ,インドネシア ,フィリピン ,バングラデシュ ,ネパール ,タイ(2000年度調査)
スリランカ)


※アドバイスをいくつか

途上国では今、にせ薬が大きな社会問題になっています。
現地では信頼できるお店で信頼できるメーカーのものを購入するようにしましょう。

病院や薬局で処方された薬は英語のお薬情報があると
入国、任地での受診の際に便利です(飲み合わせも見てもらいやすいです)

成分量が多かったり、錠剤が妙に大きかったりしますが、
ほとんどはびっくりしないでのんでいいと思います。


後日、改めて情報をまとめようと思ってますので、今日はこの辺で。



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英語のプレゼン

SVはテクニカルクラスが無いので、先生が授業をテクニカル風に
各自の専門についてのプレゼンを企画してくれました。

私は5S(トヨタが考えた職場の環境整備の手法)を現地のスタッフに
伝えて取り組むためのプレゼンを。

英語の出来栄えは・・・・ですが、プレゼンの組み立てが難しい。

日本人は片付けが小さいころからの習慣になっているので、
片づけろ、といわれたら、嫌々でも皆ほぼ同じ仕上がりまで到達できるけど
おそらく、任国の方々はそんな面倒くさいことをなぜ、だれのために
するのか、想像もつかないのでは、と思います。

トヨタのような工場であれば、それをしないと皆給料が
もらえないので、取り組むと思いますが、
そんなことをしなくても日常が一応回っている環境に
押しつけがましく新しい面倒くさい仕事を付加しても
なかなか定着しないだろうなあ。

そんな彼らに向け、片付けって大事なんだよ、片づけるといいことがあるよ、
という発信をしていかなければならないので、日本語でも大変。
改めて、自分の任地での業務の困難さに直面させられました。

2013年5月4日土曜日

心の垣根

昨日は「ボランティアって何だ」というのを考えさせられる機会がいろいろありました。

先に断わっておくと、私のいわゆる「ボランティア観」は相当ほかの方々とは違っていると思います。
なんでも斜め後ろくらいから、言われたことを再検証するいやなやつです。

今日の話題はかなり個人的なつぶやきなので、
いやだなあとか、なんだこいつ、と思った方は適当に切り上げてください。


で、本題。
なんでわざわざ「ボランティア」という言葉で人の心や行動を区切る必要があるのだろう、
というのが、昨日改めて感じたこと。

お金をもらおうと、そうでなかろうと、小さなことでも大きなことでも
人の役に立って、感謝されたい、という気持ちがおそらく
私が「社会」と対面するときの大部分の行動の起源です。

なので、それがお金をもらう仕事であることもあれば、
無償の「ボランティア」のこともあるし
自分が知っているお得情報を誰かに教えてあげるとか、
専門的な内容を聞かれたらそれについて調べて教えるとか。。。
私の中ではこれらについて区別する概念を持っていません。

でもとっても小さな人間なので、怠けたくなることも
これは今やりたくないなあということもたくさんあって、
社会から心をそむけると、「人の役に立って・・・」の顔は
奥に引っ込んでしまうこともよくあります。

「社会」との付き合い方をどうするか、という問題なので、
家族と接するときはまた別の顔になります。

日本的概念に押し当てて考えると、「情けは人のためならず」
っていうのが一番近いのかなあ。
※人に情けをかけるのは「人のため」ではなくて
「自分の徳」を積むのが目的で
徳の多いほど極楽浄土に近づくという日本仏教的発想

なので、「ボランティア」の部分だけを区切ろうとすると、
とても心が辛くなります。