2013年6月10日月曜日

お薬のおすすめ情報

任地に持っていくべきおすすめのお薬リストを
作ろう作ろうと思いつつ、ほかのことを優先してたら
JOCVのみんなももうすぐ訓練終了じゃないですか。

でおすすめセレクションを。
・抗生物質(飲み薬)
日本では病院で処方してもらわないと手に入りません。
基本的には日本の保険医療では予防的な薬の
処方は認められていません。
定期的に受診されている方は主治医の先生と
相談を。
逆に、海外だと一部の抗生物質も販売されてたりするのと、
菌によって効果的なものが違ってくるので、
現地の病院で入手するのがおすすめです。


・鎮痛剤
講義でもあったように、アセトアミノフェン製剤は必須。
日本で準備していくなら、タイレノールという商品になります。
海外ではアセトアミノフェンとはあまり呼ばれていせん。
パラセタモールが一般的な名称になります。
値段的には現地のほうが断然安く手に入るはずです。
頭痛や生理痛などに使い慣れた薬があるなら
それを持参されることをお勧めします。
現地に行ったら、薬局でパッケージをにらめっこして
同一成分を探しましょう。
特に心配がない方は現地行ってからでもいいともいますが、
アスピリン、イブプロフェン、アセトアミノフェン(パラセタモール)は
手に入りやすいと思います。

アセトアミノフェンの大量服用は肝機能障害を引き起こす可能性があるため、服用量に注意が必要です。基本的に病気を治すわけでは無く、発熱や痛みを緩和する対症療法なので、慢性的な痛みがある場合以外は、必要時のみ服用する方が好ましいです。

・総合感冒薬
総合感冒薬は眠くなる成分(鼻水を止めたりする)が
入っているので、個人的には全くのまないのですが、
海外では総合感冒薬は無いところが多いので、
どうしても、という方はご持参ください。
おすすめは特にありません。お好みで。
個人的には漢方薬もおすすめです。
メジャーどころとしては葛根湯ですが、
体力の無い、冷え性の方には向きません。
そんな方は麻黄附子細辛湯。
鼻水:小青竜湯
痰のからみ:桔梗湯
咳:麦門冬湯
※漢方薬を買うときは必ず「証」が自分に合っているか
確認してください

・虫刺され
海外だと日本の比じゃないくらい腫れてしまうことも
あるようです。
かゆみ止め成分(抗ヒスタミン剤(ジフェンヒドラミン・クロルフェニラミン)やクロタミトン)と
局所麻酔成分(リドカイン・ジブカイン)が入っているものがが基本ですが、
ステロイド(副腎皮質ホルモン)含有の方が炎症を抑える働きが
強いので、おすすめです。
掻いてしまうと、炎症が悪化してもっとかゆく、広範囲に腫れてしまうので
かゆいと思ったら、すぐに薬を塗りなおしましょう。

・消毒薬
消毒用アルコールはイスラム圏では入手しづらいといううわさもあるので
少量は持って行った方がよいかもしれません。
最強の消毒アイテムはイソジン(ポビドンヨード)(×うがい薬:しみます)、ヨードチンキ
おそらく、現地でも入手可能と思います。
普段用にマキロンやオキシドール(オキシフル)の小さいのを
持参されるくらいで良いかと思いますが
現地の衛生状態が心配なら上記のイソジン持参がおすすめ。

・軟膏
傷を消毒した後は抗生物質軟膏を塗っておいた方がよいと
思います。
やけども軽視せず、冷やした後にステロイド軟膏を塗りましょう。
基本的には化膿している、しそうなところ:抗生物質
赤く腫れている、熱を持っている:ステロイド
です。
両方の症状が混在していることも多いので、市販の軟膏は
両方をmixしたものも多いです。
最近の市販薬はちゃんと「ステロイド」とか「抗生物質(抗菌剤)」と
外箱に大きく明記されているので、迷わず購入できると思います。

ステロイド軟膏の注意点
基本的に顔に塗ってはいけません。
強めのものを短期間のみ使用がおすすめ。

・胃薬
食環境が変わると結構、胃に負担がかかります。
H2ブロッカーと呼ばれている薬を少量持参がおすすめ。
(ガスター10、アバロンZ、ベッセンH2など)
日常的な胃痛、胃もたれはお好みのものを。
生薬配合の胃薬は現地では手に入りづらい場合が多いようです。

・整腸剤
・ビタミン
お好みのものを。ビタミンは日常的に欠乏するのは
水溶性VB1中心のもの(アリナミンなど:筋肉疲労)、
VB2中心のもの(口内炎、ニキビ)があります。
サプリだと両方適量mixもあるみたいです。
サプリと医薬品どちらが良いのかは不明ですが、値段/成分量が
安価なもので十分だと思います。

・ミネラル系
鉄剤はサプリのほうが吸収が良いかもしれません(ヘム鉄)
あまり知られていませんが、亜鉛は体に大切な補酵素で、
欠乏すると皮膚のコンディション不良や味覚異常になると
言われていますので、持参がおすすめです。

・目薬
一つは抗菌薬配合のものを持参しましょう。
日常的には涙の成分で十分ですが、
万一、結膜炎(充血・めやに)のような症状になってしまった場合は
抗菌薬配合のものが有効です。
ただしウイルス性結膜炎には無効なので、
症状が改善しない場合は病院にかかりましょう。

その他、薬関連のリンク集も既出ですので見てください。
http://seniorvolunteer.blogspot.jp/2013/05/blog-post_8553.html
http://seniorvolunteer.blogspot.jp/2013/05/2.html



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