2013年6月20日木曜日

荷造りの極意(6/21加筆)

旅行に行くと、相当の買い物をしてくることが多く(まるで、近所のスーパーに
買い物に行ったようなものばかりですが・・・)、当日の荷物の仕分けについて一考を。

協力隊の渡航先はほとんどが乗り換えがある旅程なので、
荷物のロスト率も大きいです。過去、いろいろな掲示板の書き込みによると
ヨーロッパはフランス:シャルルドゴール、イギリス:ヒースローはワースト2。
アメリカ便はディレイ(飛行機の到着遅れ)のため、空港をダッシュすることが
多く、その場合、荷物が間に合わずロストとなることも多いようです。
なので、手荷物に2日分くらいの必要物品(洗面道具・服・下着)は必ず入れること。
極力生ものは預け荷物に入れないこと。

持っていけないものリストが各国・各航空会社ごとに決まってるので、事前に確認を。
日本も比較的厳しいです。特に手荷物検査は私も国内線でも何度かケンカしたことがあります。
・武器になりそうなもの(刃物・鋭利な物・工具類)は必ず預け荷物に。
・エアゾル・スプレーは一人2㎏(または2L)と決まっているので、できるだけ分散した方が
もめなさそうです。
 前に、使いかけのエアゾルの蓋が無くて手荷物検査場で放棄したことがありますので、
機内で暴発しないような蓋やストッパーは必須。
医薬品・化粧品のエアゾルは上記制限内であればスルーですが、スプレーのりやペンキ等
日用品に分類されるものは「引火性」は禁止です。
・お酒はほかの容器に移し替えたものは不可。70%までなら5Lまでいけます。
・電池は乾電池、ニッケル水素・ニッカド電池は可。リチウム電池(ボタン型)は制限あり。
携帯やデジカメの充電池はスルーですが、予備のリチウム電池は制限があります。
詳細はリンクをご覧ください。
http://www.mlit.go.jp/common/000993849.pdf
・ライターも種類によって制限が異なります。上記リンクにて確認ください。

機内持ち込みの液体類は100mL容器までで、小さいジップロック(20㎝×20㎝)に
すべておさめる必要あり。


で、ここからが本題。
まず、割れ物もきちんと梱包すれば預け荷物でOKですが、大事なもの・高価なものは
必ず手荷物に。
手荷物は重量制限あることがほとんどですが、私の乗るUAみたいに重量制限
なしというところもあるようなので、各航空会社規定の再度チェックを。
また、手荷物はよほどでない限り重さを計られることが無いので、少しくらいの
重量オーバーは見逃してもらえますが、サイズの制限はしっかり見られるので
こちらも航空会社HPの確認を。
通常は機内持ち込み用荷物(キャリーバッグなど)と
「ハンドバッグ」の2個が持ち込めます。
ハンドバッグも特に規定はないので、手荷物規定範囲内の大きめの
トートバッグなどがおすすめ。中身も何を入れても大丈夫ですが、カウンターで
重そうに持っていると重さはかられますので、持つときは軽やかにふるまうことが大事。

預け荷物も昔は制限より超過しても大目に見てもらえることが多かったのですが
最近は燃油代もばかにならないので、結構きびしいです。
是非、出発前に重量確認を。
基本的に重量制限、個数制限、サイズ制限があり、航空会社により
各既定の超過料金が異なります。
UAは1個目の超過荷物(個数制限超過)は安価(3000円)で、
重量・サイズ制限超過料金は非常に高額(2万円)です。

これらを踏まえ
1)液体を預け荷物に入れる(味噌・歯磨き粉も液体に含まれます)
http://www.narita-airport.jp/jp/security/liquid/index.html
2)密度の高いもの(カサの割に重いもの:本など)、
 当座の日用品・服・下着は手荷物に入れる
3)預け荷物はアメリカ・ヨーロッパ経由便は相当手荒に扱われます
 大事なものは手荷物に
4)ハードスーツケースは最近は軽量型も増えてきましたが、入れ物だけで
 相当重いので、ソフトケースや布製非定型+中にダンボールやタッパ類を併用
 で重量を節約するのも一手。(アジア圏は手荷物の扱いが丁寧なことが
 多いので、これで中身が壊れることはそうそうありません)
 また、高級そうな鞄は中身を抜かれる可能性が高いので
 貧乏そうな(?)外観にするのがおすすめ。
5)液体は気圧の関係で漏れることもあるので、ビニールを2重3重に
6)鞄の安定を図るため、重たいものは鞄の底辺に入れる
7)同じものを1か所に集中させると、売り物と誤解されることがあるので
 分散して入れる
8)空港カウンターでfragile(壊れ物)のタグをつけてもらう
9)到着地で荷物を受け取ったら、外損が無いかチェックを。ある場合は
 必ず係員に申し出ること
10)国内線に乗るときは重量制限等が異なりますが、国際線に乗り継ぐ旨
 説明すると国際線の規定に準じて超過料金を取られないことが多い。
 また、国内線でプロペラ機利用の場合は機内持ち込み手荷物の
 サイズが異なることがあるため、事前に利用便の確認を。
11)クレジット会社のサービスで空港荷物宅配を安価に利用できる場合が
 あるので、事前にクレジットカード会社HPのチェックを


参考~
とある日の私の旅行荷物(海外):こんなパッキングでも壊れません


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